結論の要点
ウエーブライダー30で変わったのは、ソールの厚さ・ドロップ・発売時定価の3点。重さは前作29から動いていない。
- ソールが厚くなった:スタック高は 38.5-28.5mm → 42.5-34.5mm(後足部+4mm・前足部+6mm)
- ドロップが下がった:10mm → 8mm
- 発売時定価が上がった:17,600円 → 19,800円(+2,200円)
- 重さは据え置き:29・30とも 約265g(27.0cm片方)
ウエーブライダーは1997年に始まったシリーズで、30はその30代目にあたる記念モデルとしてミズノが発表した。 発売は2段階で、30周年の限定カラー(黒・白・赤の配色)が2026年6月16日に公式オンラインと直営店で先行し、 定番カラーは2026年8月に全国のミズノランニング品取扱店で発売される。国内販売目標は1年で13万足。
スペック比較表(ウエーブライダー30と29)
ソールの厚さ:後足部+4mm・前足部+6mm
スタック高はソールの厚さのこと。かかと側と前足部側で厚さが違うため、「42.5-34.5mm」のように2つの数字で表す。
29は38.5-28.5mm、30は42.5-34.5mm。後足部で4mm、前足部で6mm増えており、増加幅は前足部のほうが大きい。 ミズノはこの変更により、クッション性が約17%、反発性が約19%向上したと発表している(いずれもミズノ発表の数値)。
ミッドソールは、上側に超臨界発泡のMIZUNO ENERZY NXT、下側に通常のMIZUNO ENERZY NXTを組み合わせる構成。 あわせて、ウエーブプレートがシリーズで初めて全面(フルレングス)に入った。
ドロップ:10mmから8mmへ
ドロップはかかと側と前足部側の厚さの差で、数字が小さいほどフラットな接地になる。
前足部の増加幅が後足部より2mm大きいぶん、前後差は2mm縮まって8mmになった。 ミズノは30の発表資料で、ドロップを従来の10mmから8mmへ変更したと明記している。29の10mmはミズノ自身が示した値だ。
重さ:約265gで据え置き
重さは29・30とも約265g(27.0cm片方)。ソールが後足部で4mm、前足部で6mm厚くなった一方、 公表値としての重さは動いていない。ミズノも30の発表で、重さは前作から変わっていないとしている。
価格:17,600円から19,800円へ
発売時の定価は、29が17,600円、30が19,800円。差は2,200円で、世代交代にともなって引き上げられた。 ここで挙げているのはいずれも発売時点の定価だ。
サイズとワイズの展開
2Eは足囲(ワイズ)の規格で、標準はE〜2E相当とされ、数字が大きいほど幅広になる。ワイズは29・30とも2E相当。
29はメンズが24.5-32.0cm(J1GC2503)、レディースが21.0-26.0cm(J1GD2503)。 これとは別に、スーパーワイド版が品番J1GC2504(約270g)で用意されている。
30についてSHOESPECが収録しているのは、直営限定のユニセックス品番J1GU2623で、サイズは22.5-29.0cm。 2026年8月の定番カラーではメンズ・レディース・スーパーワイドの展開がミズノから発表されているが、 サイズとワイズの公表値は本記事の作成時点で確認できていないため、ここでは先行発売分の数字だけを載せている。
変わらないもの
公表スペックで29から据え置きなのは、次の2項目。
- 重さ:約265g(27.0cm片方)
- ワイズ:2E相当
どちらを選ぶか
より厚いソールと8mmのドロップを求めるなら30。38.5-28.5mmの厚さと10mmのドロップ、 そして17,600円という発売時定価を優先するなら29になる。
サイズの選択肢という面では、29がメンズ24.5-32.0cm・レディース21.0-26.0cmに加えてスーパーワイド版を持つ。 30の先行発売分は22.5-29.0cmのユニセックス展開で、定番カラーの展開は8月に広がる。 数値の差は上の比較表のとおりで、どちらを選ぶかは求めるスペックで決まる。
スペック詳細と関連ページ
各世代の収録スペック(発売日・重さ・スタック高・サイズ/ワイズ展開・出典)はモデルページにまとめている。